2011年06月の読書記録

6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2843ページ

黒塚 KUROZUKA (集英社文庫)黒塚 KUROZUKA (集英社文庫)
題材の割りに、そして夢枕獏なのにエログロ成分が控え目だと思っていたら、戯曲が前提だったからだと判明。さすがにいつもの調子では舞台にかけられなかったということですね。上品に押さえた展開も良いのだけれど、この題材だったら、もっと凄まじい展開、描写も可能だったのではないかな。と、ついつい無い物ねだり。
読了日:06月30日 著者:夢枕 獏
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)
新本格黎明期の傑作。しかし、種明かしを犯人の独白に任せてしまう点はいただけない。ミステリの醍醐味は、やはり名探偵による快刀乱麻を断つがごとき急転直下の解決、センスオブワンダーであるべき。。。と思っている。館に仕組まれたギミックも、後に続く作品たちや超絶的「斜め屋敷」に比べると物足りないか。
読了日:06月22日 著者:綾辻 行人
ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎 (幻冬舎新書)ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎 (幻冬舎新書)
「死」の科学概論。テロメアが短くなると言うだけではなかった。「死」と対になる概念は「生」ではなく「性」だというのは説得力がある展開。ただし、最終節の「全体のために個の死がプログラムされている」論を一般化しようとするのは、無理があるし危険。
読了日:06月19日 著者:田沼 靖一
iPhoneでライフログ 〜日々の情報を記録・分析・管理〜iPhoneでライフログ 〜日々の情報を記録・分析・管理〜
だいたい既にやってた。アプリケーションのカタログとしては、すぐに古びてしまうのは紙媒体の宿命。
読了日:06月13日 著者:音葉 哲
涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
みんな、待ちましたねぇ(^^; キョンの本名はキオン→貴音、という説はどうでしょう。 ハルヒが望まなかった方の世界線は消滅しちゃうのかも。
読了日:06月10日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)
購入後、3年経っている件について(^^;    「驚愕」とまとめて読もうと思っていたら、幾星霜。てっきり大団円に向けて収束していく流れだと思っていたら、新キャラクターが出るわ出るわ。おまけにハルヒではなく、世界線が分裂してしまったではないですか。徐々にキョンが名実共に主役になっていく予感。
読了日:06月09日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)
読了日:06月03日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)
読了日:06月03日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)
「驚愕」の前に復習(^^;
読了日:06月02日 著者:谷川 流

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