2011年04月の読書記録

4月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1446ページ

ザ・マインドマップザ・マインドマップ
優れたマップは箇条書きにするより理解しやすく記憶に残りやすい、と説く本書の内容がいたるところ箇条書きだらけというのはいただけないと感じてしまった。読者がマインドマップの概念に慣れてきた後半部分だけでも「本書の内容自体をマインドマップで記載」してみて欲しかった。無い物ねだりをするより、まずは本書の「読書ノート」をマップ化して見ましょう。マインドマップにはかなり昔から興味があり、ムック形式の実用書は結構数多く読んできた。やはり一度原典に当たってみようと思い、本書を購入した次第。
読了日:04月23日 著者:トニー・ブザン,バリー・ブザン
Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
電子書籍版が無料配布されていたので、すかさずDL。一気に読了。Twitterの概論にとどまらず、正しく社会論になっている。現在進行形で原発関連をTsudaっている筆者の労作だけあって説得力十分。電子書籍版は本編が一段落した後もあとがきに次ぐあとがきという「おまけ」の多さにもビックリ。著者のサービス精神には脱帽するばかり<(_ _)>
読了日:04月22日 著者:津田 大介
考具 ―考えるための道具、持っていますか?考具 ―考えるための道具、持っていますか?
実践:手描きで読書メモをとり、iMandalArtでMandalArt化。OPMLをMindNodeで開いてMindmap化。PDFに書き出してGoogle documentに保存。Webに公開設定して、Media markerのバインダー(http://mediamarker.net/u/kmagami/)として公開。OPMLとPDFはEvernoteに保存してローカルでも参照。 文章化するとややこしいけれど、やってみると面白い。
読了日:04月08日 著者:加藤 昌治
謎解きはディナーのあとで謎解きはディナーのあとで
連作パズラー。あっと言う間に読了。本格的なミステリを期待して読み始めると腰砕けになる。小説と言うより「頭の体操」に近い感触。キャラクターが立っているので、コミックスの原作に向いているかも。もしくは若干膨らませて、深夜枠のドラマとか。辛口書評が多いけれど、私は実は嫌いじゃない(^^;
読了日:04月07日 著者:東川 篤哉
人類が消えた世界人類が消えた世界
たくさんの思考実験を興味深く読むことが出来た。しかし、何よりも印象深かったのは、チェルノブイリ放射性物質に関する章を読み終えたところで東日本大震災福島第一原子力発電所の事故が起こったことだった。思考実験や事例紹介に留まらない現実のものとして、「人類≒自分たち」が滅亡した世界をまじまじと考えさせられた。
読了日:04月06日 著者:アラン・ワイズマン

読書メーター