2012年12月の読書記録

2012年の読書メーター
読んだ本の数:67冊
読んだページ数:17424ページ
ナイス:272ナイス
感想・レビュー:42件
月間平均冊数:5.6冊
月間平均ページ:1452ページ

式の前日 (フラワーコミックス)式の前日 (フラワーコミックス)感想
感想でのネタバレ注意。全作とも「良い話」系ではあるのだけれど、必ずちょっと捻ってある。そこがキモだと思うので、これから読もうと思っている方は感想・レビューでのネタバレにご注意下さい。表題作だってちゃんとミスディレクションかけてあるのだし。一番切ないのはやはり「あずさ2号」かな。子供には勝てません。
読了日:12月27日 著者:穂積
Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉 (文春文庫)Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉 (文春文庫)感想
エウリアンには遭遇したことはないけれど、英語教材を売りつけられそうになった経験を思い出した。ホテルのラウンジで珈琲を奢って貰って終了したけれど。ガキどもの王様をやっていくには、プロの殺し屋と肩を並べるくらいの戦闘能力が必要なのだなとヘンに納得。
読了日:12月26日 著者:石田 衣良
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)感想
本当に好きなモノ、コトのためにはなりふり構わない種類のヒトはいる。度を超して、世間で許される一線からはみ出してしまうことも意に介さない。問題は、そのはみ出し具合がどこまで行くかだ。栞子さんが自らに架している恋愛禁忌は両親の間で何かがあったからなのか。表紙絵の横顔を眺めているうちに妙に深読みして、どんどん怖い考えに走ってしまう。
読了日:12月20日 著者:三上 延
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)感想
登場人物たちの奥行きが拡がってくる第2巻。家人が2巻のみ先に購入していたのは知っていたけれど、ついつい1〜3巻をまとめ買いしてしまったので、ダブってしまった第2巻。母親はラスボスになるのか。それとも第1巻の中ボスのように、既に登場している人物の中に紛れていたりするのか。
読了日:12月13日 著者:三上 延
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)感想
殺人事件が起こらない身近な謎解きモノ。テーマは古書。探偵役は安楽椅子ならぬ車椅子の黒髪長髪巨乳痩せ形眼鏡美人。うむ、ツボは押さえてある。連作短篇らしく一編ずつの謎解きと背景に潜む謎が徐々に明らかになっていくストーリー展開も心地よい。
読了日:12月8日 著者:三上 延
チヨ子 (光文社文庫)チヨ子 (光文社文庫)感想
ライト・ホラー系の短編集かと思いきや、一番怖そうなタイトルの表題作が思わぬハートウォーミング系だった。嫌いじゃない(ツンデレ)。
読了日:12月3日 著者:宮部 みゆき
2012年に読んだ本まとめ
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